2023-24年度 8月例会内容

8/2 第2595回例会 ガバナー補佐訪問

8/23 第2596回例会 会長・幹事による卓話 終了後理事会

8/30 第2597回例会 研修委員会による卓話

 

となっております。

2023-24年度 7月例会内容

7/5 第2592回例会 クラブ戦略委員会による卓話

7/12 第2593回例会 クラブ奉仕委員会によるグループワーク

7/26 第2594回例会 プロジェクト委員会による卓話 終了後理事会

 

となっております。

2020-2021年度 第2506回例会 三輪会長年度始まりました

新しい年度となり、三輪会長年度となり、名古屋中ロータリークラブよろ伊藤秀樹君、米山奨学生のミル君にお越しいただいての船出となりました。

3分間スピーチは堀井武君、親睦活動委員会による祝福と、クラブフォーラムが行われました。

国際奉仕委員会によるグローバル補助金事業報告

今年2月に行われました、タイ チェンマイ サンパトン病院への医療支援視察の報告資料となります。
本来であれば例会にて鈴木文勝委員長より報告させていただく予定ではありましたが、インターネット上で資料を公開させていただきます。

令和2年5月27日 会長あいさつ

日本を代表する経営者のひとりであり個人的にも尊敬する孫正義氏が先日ソフトバンクグループの決算発表をしました。
営業損失1.3兆円、最終赤字9,600億円という数字が大きすぎて逆にピンと来ないほどの赤字でした。
孫さんは今までの決算会見では厳しい状況下でもアッというようなアイデアと思わず笑ってしまうような大風呂敷を広げて独演会のようなプレゼンでした。
今回はどことなく生気に欠け30分ほどであっさり終わった印象でした。
元気を出してほしいと思わず応援しました。

孫さんの高校時代は日本マクドナルド創業者藤田田(ふじたでん)氏の「ユダヤの商法」を教科書代わりにむさぼり読んでいたそうです。
思い余って「直接会い経営の指導を受けたい」と毎日1年間手紙を書き続けました。
上場企業の社長で超多忙な藤田氏が素性の知れない九州の片田舎の高校生を相手にするはずもなく無視され続けました。
余りにしつこいのでとうとう30分だけ会うことを許された孫さんはさっそく上京しました。
「僕は将来日本を代表する経営者に必ずなります。なのでまず何をしたら良いかアドバイスください」と言いました。
「これからはコンピューターの時代だ、すぐアメリカへ行け!」と藤田氏は答えました。
この時藤田氏は日本マクドナルドよりももっと大きなものを生み出したのかもしれません。

こうして孫さんは知り合いの全くいないアメリカへ飛び立って行きました。
藤田氏といえば東大法学部卒ですが一般的な秀才とはかなり違うタイプでした。
東大時代は皇居前の第一生命ビルにあったGHQ本部で通訳のアルバイトをしていました。
そこでウイルキンソンというユダヤ系軍曹と知り合います。
ウイルキンソンはGHQの将校たちに高利貸しして大儲けしていました。
藤田氏はウイルキンソンと組んで中国人2世になりすましサングラスをかけ「ミスター珍」と名乗りさまざまなユダヤ商法を実践していきました。
東大を卒業すると学生時代に取得した米軍相手の特殊輸入業免許証を活かし輸入雑貨貿易業者として藤田商店を設立しました。
朝鮮戦争の休戦で倉庫に眠っていた土嚢をベトナムに売り抜け一晩で当時の金で4000万円
を超える利益を手にしたこともあったそうです。
藤田氏から受け継いだものを孫さんに今一度発揮してほしいと思います。
創業者兼オーナー兼会長兼社長の孫さんのプレッシャーはちょっと想像できないレベルでしょうが私は経営者の端くれとして応援しています。

令和2年5月20日 会長挨拶

小牧ロータリークラブの皆さん、元気ですか。
ようやく愛知県で緊急事態宣言が解除になりました。
まだまだ安心はできませんが一歩前進であることに違いありません。
解除を受け経団連から企業向けに具体的な対策ガイドラインが出されました。
通勤形態への配慮、感染予防策の徹底、職場環境の充実などを挙げています。
どれも企業経営する側としては真摯に取り組まなければならない課題です。

その中で人と人との接触を8割減らす方法として「週休3日制」を挙げていました。
そんな無茶なことをとボヤキながら「これもありかも」と思い直しました。
実は歴史を10,000年前にさかのぼると日本は縄文時代に「週休4日制」の社会でした。
私は時々長野県茅野市にあるひっそりと建つ縄文博物館を訪れます。
ここには「縄文のビーナス」と「仮面の女神」という国宝が2体も展示されています。

八ヶ岳南麓は縄文時代に日本でも有数の巨大集落がいくつもありとても栄えていました。
一般的に農耕定住型民族は高度で豊かなのに採取(木の実を採る)狩猟(動物を狩りする)民族は野蛮で貧しく食べ物を求めてうろうろ歩くというイメージがあります。
ところがそれは誤解で採取狩猟型の縄文社会は私たちが想像するより豊かで生活レベルが高かったことがだんだん判ってきました。
自然が豊富で労働は週3日残り4日は休日でそれでも食べ物を十分確保できました。
食料調達で歩くのは1日に10㎞以内の近場でした。
遠くへ狩りに出かける時は1週間行ったあと帰ってきて3週間休むというパターンでした。
集落の人口の40%は労働せず子どもと遊んだりぶらぶらしていたそうです。

今で言うベーシックインカムが機能していました。
それでも集落全体のタンパク質摂取量は農耕民族よりも30%多く栄養は足りていました。
縄文人が食べていた食物の種類は哺乳類60種、鳥類35種、魚類70種、貝類350種、植物55種以上と現代人をしのぐほどバラエテイに富んでいました。
大きな川には鮭の遡上があり時期になると川が黒光りするほどでした。
春先は内陸にもかかわらず初ガツオを食べていました。
栃の実をクッキーに仕立て貯蔵食物として保存し天候不順に備えていました。
話がそれてしまいましたが縄文人が週休4日なら現代人の週休3日もありかもしれません。
数年後には今までの働き方は何だったのかと不思議に思うくらい働き方のパラダイムシフトが起きるかもしれないと思った経団連のガイドラインでした。